ミナモのばあちゃんに勧められた、「ラブ・レター」という本。図書館で借りたその本の最後のページが切り取られていた理由は、結末は読者個人が思うがまま、自由に決められるようにしている為。電子化もされなかったのは、ラブ・レターは手書きで書くからこそ思いが伝わるという寄贈者の考えからかな。この本は、その自由意思で書かれたページを読んで初めて完結するものなんですね。
そして、この本に挟まっていた一枚の封筒。これが今回のキーアイテム。
翌日、またお菓子を食べていたムッチリフレンズに、「ラブ・レター」の寄贈者である小湊沙織を調べてもらう際のミナモとサヤカのやり取りが、ミナモは未電脳化だから携帯を使って話をし、サヤカは電脳化済みだから端末使わずハンドフリー。この対比がアナログとデジタルみたいで面白かったな。
居場所が分かっていざ会いに行ってみると、沙織は既に他界していたと。遺族の計らいで、彼女が書いたある人へ宛てた「ラブ・レター」の結末が入っている封筒を開けて読んだミナモは、ショックを受けたみたいでしたね。沙織は生前、海が大好きだったこと。一方で、ハルが眺める若き日の沙織や同僚と写った写真。そこから分かるラブ・レターの送り先というのは・・・。
ハルが受け取ったラブ・レターには、「この仕事が終わったら会いに行きます」という言葉が。
ハルは、50年という月日をほんの少し眠っていたその間に、沙織は歳を取りハルが目覚める2年前に他界してしまったわけですね。波留の「留」の字の端っこが涙で滲んでいたのは、想い人であるハルが事故に遭い眠ったままになったことで、手紙を渡せず返事も聞けなくなったからなんだろうな・・・。ハルと沙織のことを知ったミナモは大泣きでしたが、良い読書感想が書けそうだね。
とても切ない結末でしたが、かなり満足できた内容でした。個人的にはこれまでで一番のエピソードかな?。「あなたにリアルドライブ!」は、押井守監督の最新作「スカイ・クロウ」の宣伝でした。ちょっと気になる映画ですが、メインキャストが今流行の俳優祭りなのでどうでもいいや・・・。
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